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ネットワークビジネスのシステムを、私はよく、「個人によるフランチャイズ」と読んでいるが、これは冨を創造するひじょうに民主的な方法だ③

火曜日 6月 8, 2010

ロバート・キヨサキ著
「金持ち父さんのビジネススクール」
より抜粋

言い換えれば、ヘンリー・フォードは、顧客を大事にするだけでなく、労働者も大事にしたので金持ちになったのだ。
彼は、欲張りではなく、気前のいい男だった。
だが、ヘンリー・フォードは、いわゆる知識階級から激しく批判され、個人攻撃を受けた人でもあった。
彼はろくに教育を受けていなかったため、エジソンと同じように、正規の教育を受けていないといってよく嘲笑された。

ヘンリー・フォードの逸話で私が気に入っているものの一つに、彼が、いわゆる学術界の有識者による試験を受けたときの話がある。
約束の日、知識人のグループがやって来て、彼を口頭で試験した。
彼らは、フォードが無知であることを証明したかったのだ。
試験が始まると、一人の学者が、彼が使っている圧縮鋼板の抗張力はいくらか、というような質問をした。
フォードは答えを知らなかったので、机の上のたくさんの電話機の一台に手を伸ばすと、その答えを知っている副社長に、部屋に来るようにいった。
副社長が入ってくると、フォードは彼に質問をし、彼は有識者たちが求めていた答えをフォードに返した。
次の質問をすると、フォードはまた答えがわからず、その答えを知っている別の社員を呼び入れた。
こうしたことが繰り返され、ついに有識者の一人が叫んだ。
「ほら、これはあなたが無知だということの証明だ。
あなたは、私たちの質問の答えを何一つ知らないではないか」

ヘンリー・フォードはこう答えたといわれている。
「私が答えをしらないのは、私は、あなた方が求めている答えで自分の頭を混乱させる必要がないからです。
私が覚えておくべきだとあなた方が思っている答えを覚えている優秀な若者たちを、あなた方の学校から雇っています。
私の仕事は、あなた方が知識だと思っている情報を記憶することではありません。
私の仕事は、考えることができるように、そのような散漫でささいな史実を頭の中からきれいさっぱり追い出すことなのです」
そして彼は、学術界の有識者たちにもう帰ってくれるように頼んだ。

長年私は、ヘンリー・フォードの次の言葉を心に刻んでいるが、私はこれが、彼の最も重要な言葉だと思っている。
「考えることは最も過酷な仕事だ。だからそれをやろうとする人がこんなにも少ないのだ」

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