Posted by admin | Under 7つの習慣
日曜日 6月 29, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
人は全く意味のない勝利を手にすることがよくある。
成功だと思っていたことを達成したにもかかわらず、それよりもはるかに大事なことを犠牲にしてしまったことを、突然に思い知らされる。
どんな職業(会社員、医者、学者、俳優、政治家、スポーツ選手、大工など)においても、収入、職業能力、あるいは地位を高めようと必死に頑張り、その成功意欲の強さのあまり、本来最も大事な事柄を見失い、取り返しのつかない過ちをおかしてしまう人が大勢いる。
自分自身にとって何が本当に大切な事柄を優先する形で自己管理をすれば、人生はなんと大きく変わってくることだろう。
もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るこどに間違った場所に早く辿り着くだけである。
忙しいかもしれない、能率よく働くかもしれない。
しかし、目的を持った上で始めない限り、効果的ではないのだ。
葬儀で述べてほしい弔辞を注意深く見つめれば、あなた自身の本当の成功の定義を見つけることか゜できるだろう。
それは今まで考えていた成功とはかけ離れたものかもしれない。
名声、業績、お金などは、あなたが本当に考えている成功と何ら関係がないかもしれない。
目的を持って始めると、違う観点から物事が見えてくる。
ある男性が友達の葬儀で隣に座っていた人に質問をした。
「彼は、いくら遺したんだい」
訊かれた相手は答えた。
「何も持たずに逝っちゃったよ」
Posted by admin | Under 7つの習慣
土曜日 6月 28, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
第二の習慣は、生活の様々な状況に当てはまるものであるが、最も基礎的な応用は、すべての行動を測るための尺度として、人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始めることである。
そうすれば、自分にとって何が本当に大切なのかをベースに、今日の行動、明日の行動、来週の行動、来月の行動を計画することができる。
このように自分の人生の目的を明確にすることにより、毎日の活動が人生全体の目的に対して、有意義な形で貢献できるものになる。
目的をもって始めるということは、目的地をはっきりとさせてから旅立つことである。
目的地を知ることで、現在地もさらによく分かるようになるし、いつも正しい方向に向って歩み続けることができるようになる。
「活動の罠」──日々の生活の忙しさに追われ、やっていることそのものに意味があるかどうかを考えないありさま──の中に自分自身を見失い、成功のはしごを昇りつめて頂上に達した時、はじめてそのはしごはかけ違いだったと気がつく人がなんと多いことだろう。
非常に忙しい毎日を送りながらも、その活動自体が、実は自分の最終的な目的とは何ら関係がないという可能性が大いにあった。
Posted by admin | Under 7つの習慣
金曜日 6月 27, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
前記の場面を真剣に想像し、自分自身に問いかけてみたならば、一瞬だけでも自分自身の心の奥底にある、「基礎的な価値観」と「内的な方向づけ」に触れたはずである。
自分の価値観と方向性を明確にすることは、あなたの影響の輪の中心にあり、あなたの人生を根本的に変えることになる。
ここでジョセフ・アジソンの言葉について考えてもらいたい。
「偉人の墓を見ると嫉妬を感じなくなる。
著名人の碑文を読むと不相応な欲望がすべて消え去っていく。
子供の墓石の前で悲しむ親の姿を見ると、私の心は張り裂けそうになる。
しかし、その両親の墓を見ると、自分もすぐに後追いしなければならない人たちの死を悼む空しさを覚える。
戦いに敗れた王が敵の傍らに横たわり、宿敵同士の思想家が並んで葬られ、論議を巻き起こし世間を二分させた聖人たちがいつのまにか世を去ってしまったありさまを見ると、人間のくだらない競争、派閥、討論などを思い悲しみ、そして驚くのである。」
Posted by admin | Under 7つの習慣
木曜日 6月 26, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
もし、はしごを掛け違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早く辿り着くだけである。
スティーブン・R・コヴィー
これからの数ページを読むために、静かで邪魔の入らない、ひとりきりになれる場所にいき、生活の忙しさ、仕事、家族の問題、友だちのことなど一切忘れて、自分の意識を集中して心を開いてもらいたい。
愛する人の葬儀に参列する場面を心の中に思い描いてほしい。
あなたは、会場に向って車を走らせ、駐車して、車から降りる。
そして、会場に入ると、花が飾ってあり、あなたは静寂な雰囲気に包まれる。
その場に集まっている人々からは、別れの悲しみがにじみでているのと同時に、故人と知り合いになれた喜びが感じられる。
あなたは、会場の前に進み、そこに飾ってある写真を見る。
すると、なんとそこにはあなた自身の顔が飾られている。
これは、今日から三年後に執り行われるあなた自身の葬儀なのだ。
集まっている人々はあなたに対する尊敬、愛、感謝の意を表しに来ているのである。
あなたは、席に着き、式次第を見る。
四人の弔辞を述べることになっている。
最初に家族や親戚の代表として、全国から集まっている子供、兄弟、両親、祖父母、おじ、おば、いとこなどの内からひとり。
次は友人のひとりで、あなたの人柄をよく知っている人。
三番目は仕事関係の人で、四番目はコミュニティー、自治会、サークルなど、あなたが奉仕活動を行ってきたところからのひとりである。
ここで深く考えてみてほしい。
集まってくれたそれぞれの人たちから、あなたの人生について、何と言ってほしいだろうか。
彼らの言葉をもって、あなたはどういう夫、妻、父、母だったと述べてほしいのか。
どういう息子、娘、いとこだったのか。
どういう友達だったのか。
どういう仕事の同僚だったと言ってほしいのだろうか。
あなたは、皆に自分の人格のどういうところを見てほしかったのか。
どういう貢献や業績を覚えていてほしいのか。
その場に集まっている人、それぞれの顔をよく見てもらいたい。
彼らの人生にあなたはどういう影響を及ぼしたかったのだろうか。
読み続ける前に、あなたの考えたことや感じたことを書きとめてみてほしい。
その作業が、第二の習慣に対するあなたの理解度を著しく高めることになる。
Posted by admin | Under 7つの習慣
水曜日 6月 25, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
他人の弱点や欠点を批判する目ではなく、慈しみ深い目で見てほしい。
彼らが何をしているのか、何を怠っているかが問題ではなく、それに対してあなたがどういう反応を選択するか、あなたは何をすべきかが問題なのだ。
問題は自分の「外」にあると考え始めたら、その考えをやめてほしい。
その考えこそが問題なのだ。
日々自分の自由の芽を伸ばし続ける人は、徐々にではあるが自らの自由を拡大させることになる。
そうしなければ人の自由は枯れていき、やがては、自分自身の人生を生きているというより、「単に生存しているだけ」という感じになるだろう。
両親、同僚、社会全体が押しつけた脚本に沿って行動しているにすぎない。
効果的になるか、幸せになるか、そしてほとんどの場合において、どういう状況におかれるかは自分自身の責任なのだ。
サミュエル・ジョンソンは次のように述べている。
「満足の泉はその人の心に湧きでるものでなければならない。
自分自身の人格以外のものを変えることで幸福を求める愚かな人は、実を結ばない労力に人生を浪費し、避けようとしている悲しみを倍増させるに違いない」
自分は責任のある(反応を選択することのできる)人間だということを悟ることが、効果性の基本であり、残りのすべての習慣の基礎となる。
Posted by admin | Under 7つの習慣
火曜日 6月 24, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
自分自身の主体性を認識し、育てるために、ビクター・フランクルのように強制収容所といった劇的な体験をする必要はない。
人生の大きなチャレンジに主体的に対応する力が育成されるのは、日々の平凡な出来事の中にあるのだ。
どういう風に約束をしそれを守るか、交通渋滞に対してどう対応するか、怒っている顧客やいわれた事をしなかった子供にどう対応するか、どういう風に問題を見るか、どこに自分のエネルギーを集中するか、どういう言葉を使うかといったことが大切なのである。
私はみなさんに、この主体性の原則を三十日間試すようにお勧めしたい。
実際に行ってみて、その結果を見るだけでよい。
三十日間、影響の輪の中に集中してみてほしい。
小さな約束をつくり、それを守る。
裁く人より光を与える人になり、批判者より模範になる。
問題をつくり出す人ではにく、問題の解決に貢献する人になる。
結婚生活において、家庭において、仕事においてやってみてほしい。
他人の弱点について争うことをやめてみる。
自分の弱点を弁護することもやめてみる。
間違いを犯したときに、素直にそれを認め、修正し、それからすぐ学ぶようにする。
他人のせいにしたり、彼らを批判したりする無駄なエネルギーを使わないようにする。
コントロールできることに働きかけてほしい。
自分自身を変えるようにし、自分のあり方に集中してみてほしい。
Posted by admin | Under 7つの習慣
月曜日 6月 23, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
私たちの影響の輪の最も中心にあるものは約束をし、それを守る力である。
自分自身や人に対してする約束とそれに対する誠実さが私たちの主体性の本質であり、その最も明確な表現だろう。
それは人間の成長の基礎でもある。
自覚と良心という人間の持つ独特の性質を活用することにより、私たちは自分自身の弱点、改善すべき点、伸ばすべき才能、または生活の中で変更すべき、あるいは取り除くべき点を意識することができる。
これを踏まえて改善を図るためには、想像力と自由意志を活用し、自分自身に対して約束をつくり、目標を設定し、それを守ることが必要になる。
これにより自分の人格の強さがつくり上げられるのである。
その人格の強さこそが、質の高い生活を可能にするのだ。
ここですぐに自分の生活の主導権を取り戻す方法を二つ提案したい。
ひとつは、約束をし、それを守ることである。
もうひとつは目標を設定し、それを達成するために働くことである。
どんなに小さなことでも、自他に対する約束を守ることによって内的な誠実さが育成され、自制心と自分の人生に対する責任を引き受ける勇気と力が湧いてくる。
自他に対して約束をし、それを守ることで少しずつ私たちの誠実さと自尊心が、その折々の感情よりも大きな意味と力を持つようになる。
約束をし、それを守るということは、効果性の習慣を身につける本質である。
知識・スキル・やる気は、すべて私たちの影響の輪の中にある。
この三つのバランスを改善させるために、そのいずれについても伸ばすように努力することができる。
そしてその交差する領域が広がるにつれて、その習慣の基礎になる原則をさらに深く内面化するようになる。
その結果、人生の効果性を高める方向に向ってバランスよく進むと同時に、人格の強さをつくり出すことができるのである。
Posted by admin | Under 7つの習慣
日曜日 6月 22, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
だれもが人生の中で、後になって誤りだったと思うような棒を拾ったことがあるはずだ。
その選択は、経験したくなかった結果をもたらしたに違いない。
やり直すことができるならば、違う選択をするだろう。
こういう選択を「間違い」という。
過去の出来事に後悔している人にとって必要なのは、そうした間違いはすべて関心の輪に入っているということに気がつくことである。
それを呼び戻したり、取れ消したり、その結果をコントロールしたりすることはできない。
息子は、大学でアメリカン・フットボールの選手をしていた時、間違いを犯すたびにリストバンドのを引っ張って前のプレーを忘れ、次のプレーに影響しないようにしていた。
主体的な人はすぐに間違いを認めて自己修正を図り、そこから得られる教訓を学ぶ。
このアプローチによって、失敗は成功のもとになるのである。
IBM社の創立者T・J・ワトソンは次のように述べている。
「成功は失敗の彼方にある」
Posted by admin | Under 7つの習慣
土曜日 6月 21, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
人生の焦点をすべて影響の輪にしぼる前に、関心の輪の中のもう二つの事柄についてさらに考えるべきであろう。
それは「結果」と「間違い」である。
行動を選択する自由はあるものの、その行動の結果ほ選択する自由はない。
それは関心の輪に入っているからである。
例えば、電車の前に飛び込むことを選択することはできるが、電車にはねられると、どういう結果になるかは自分で決めることはできない。
それと同じように、商取引において不正を行うことを選ぶことはできるだろう。
この場合、発覚するかどうかによって社会的な結果は異なるが、この行動が自分の人格に及ぼす自然の結果はすでに決まっている。
私たちの行動の結果は原則に支配されている。
原則に沿って生きることが良い結果をもたらし、原則に違反するとき望ましくない結果を受けることになる。
どういう状況におかれても自分の反応を選択することができるが、そうすることでそれに伴う結果を同時に選択することになる。
「棒の片側をつかむときは、向こう側も持ち上げている」のだ。
Posted by admin | Under 7つの習慣
金曜日 6月 20, 2008
スティーブン・R・コヴィー著
「七つの習慣」より抜粋
本当にその状況を改善したいのであれば、コントロールできる唯一のもの──自分自身──に働きかけることである。
妻を正そうとすることをやめて、自らの欠点を取り除くことに働きかけることである。
すばらしい夫になることに集中し、無条件に妻を愛し、支えるようにすることである。
願わくば、妻もあなたの主体的な模範の力を感じとって同じようにしてほしいと思うだろう。
しかし、彼女がそうしようとしまいと、状況を改善する最もよい方法は、自らのあり方に働きかけ続けることなのだ。
影響の輪に集中する方法はいくらでもある。
より良い聞き手になること、もっと愛を示す伴侶になること、もっと熱心な生徒になること、もっと協調性のある従業員になることなど。
時と場合によっては、最も主体性を発揮する方法は、ただ単に心穏やかにすべてを受け入れ、幸福になることである。
そして、心から微笑んで過ごすのだ。
幸も不幸もいずれも主体的な選択の結果にすぎない。
天候のように絶対に影響の輪に入ってこないものも、確かにある。
しかし、主体的な人として、自分の天気を持ち合わせることはできる。
幸せになると決めて、コントロールできない要因を受け入れて、コントロールできるものに努力を集中させることができるのだ。